自分を掘り下げる作業

ある本の内容でCMプランナーの佐藤 雅彦氏が語っていた言葉が印象深く残っている。
 
 自分が感じた、言葉に出来ない魅力や違和感について「これはいったい何だろう?」
と掘り下げる。きっかけはあくまで、個人的な気付きに過ぎないのだが、
そこを掘って掘って掘って・・・掘り下げていくと、深いところで他の多くの人々の意識と繋がる層に達する。

人々に支持される表現は、多数の無意識を代弁している。
しかし、その入り口はあくまで個人的な気付きにある。

深度を極端に深めていくと、自分という個性を通り越して、人間は何が欲しいのか?何を快く思い、何に喜びを見出すのか?といった本質に辿りつかざるを得ない。

歴代の芸術家や表現者が行ってきた創作活動は、まさにこの繰り返し。。。
自我のこだわりではなく、世界に開かれた感覚をもってその仕事を行えるかどうかである。

つまり、作り手の器、人間としての器の大きさが問われると言うことである。
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by clay_de_hiroko | 2009-11-08 01:51